夏の終わり

そういえば・・・去年の夏の終わりも この浜辺に・・・

そういえば・・・ひとりでたたずんでいたっけ・・・

そういえば・・・あの崩れかけた積乱雲や、

そういえば・・・目の前を過ぎていった あの若者達・・・

そういえば・・・そういえば・・・あの日と何も変わってないんだね・・・

寄せては帰す漣を あの日と同じ・・・じっと見つめてる・・・

そして今年も 夏を過ごした若者達のずっと向こうで

ゆっくりと積乱雲が・・・崩れはじめていく・・・

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ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ・・・

言葉とメロディがひとつになって、歌が生まれるのであるならば

光景と音がひとつになって、ココロが生まれてくるのかな・・・

こんな研ぎ澄まされた現実の中で、ほんの一瞬の開放感を探してる

ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ・・・穏やかな時間は ゆっくりと、ゆっくりと・・・

ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ・・・ココロが 言葉とメロディを探してる・・・

ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ・・・梅雨の合い間の 淡い光の注す部屋で・・・

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東京

妙に古ぼけた夕日が ビルの谷間に落ちていくこの街・・・東京

紫色に染められた空に 一本のひこうき雲・・・消えていく・・・消えていく

人の波をかき分けながら たどり着いた この場所に・・・何があるの

答えを探してる 答えが出てこない・・・この街、東京

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ゆらゆら

五月の空は 穏やかな風の中

街も 人も 花達も みんなゆらゆら・・・

オブラートに包まれた太陽の光は 優しい光線の尾を引いて

アスファルトに染み込んでいく・・・

子供達の歌声が 校舎の窓をすり抜けて 

風に乗り ゆらゆらと ふわふわと

素敵な贈り物を届けてくれる

五月の空は みんなゆらゆら・・・

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冬空の下にて・・・

冬空が泣いている。

ヒューヒュー音をたてて泣いている。

淋しいの? 哀しいの? 空を見上げて聞いてみる。

低く垂れ下がった憂鬱な雲の波が、発信を圏外へと導く。

聞こえない 聞こえない あなたの声が 聞こえない

冬空が泣いている。

迷子の冬空が 泣いている。

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12月30日

昨日降った雨の名残りと 澄み渡った空の青さで

眩い位 キラキラしている、12月30日・・・

ゆく年と、くる年の境目を明日に控え、この透き通った日差しの中で、

この一年を振り返ってみる。いろんな事を想いだす。

ふと、故郷の空が見たくなった。「帰ろうかな・・・」 そんな12月30日・・・

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冬の日

今日もまたバスに揺られて、街の中を走る。

時折見つめる街路樹も、今はすっかり裸の樹。

寒そうに空を見つめて、ただ じっと春を待っている。

冬の日・・・やわらかく暖かなクリスマスのメロディが、

ほんの一瞬でも、冷えた体を温めてくれる。

バスはやがて停車して、ひとり残して走り出して行く。

キャンドルの下を、いつものように歩き出す・・・冬の日・・・

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ある晴れた日に・・・

空一面、真っ青な瞬間・・・ある晴れた日に、空を見上げて 立ち止まる。

ひとかけらの雲もなく、吸い込まれそうな青い宇宙

やわらかな日差しの中、時折とげを持った北風が

背中にまとわりついてくるけれど、今日は何故か心地よい。

空を見上げた。しばしの時間が流れた。ある晴れた日に・・・ 

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Re Born~生まれ変わっても~

君と結んだリボン・・・

今年もまた この季節になると 君を思い出す。

あの日 まだ小さなもみの木に 二人で結んだ赤いリボン・・・

もし生まれ変わっても、またここで君と出会えたらいいね・・・

ふと訪れたこの路地に、昔の名残りがよみがえる・・・そして、

もみの木 大きなもみの木が、まるで「おかえり」と、

呟いてるように、じっと待っていてくれた。

色あせてしまったあの赤いリボンは、もう手の届かない高さから

僕らの明日を 見ていてくれてたのだろうか・・・

もし生まれ変わっても・・・そして、君と・・・出会えた・・・

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晩秋

薄く淡い木漏れ日が、この部屋を照らす頃

風のないこの空間に 古い曲が流れる

記憶が「あの頃・・・」を探し出し、そっと目の前に運んでくる

セピア色の光 窓をかすかに叩く北風達 時折はしゃぐ子供達の声

ふと目を覚ますとそこには、冬が来る前に夕日が放った 紫色の空が揺れていた。 

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